こんにちは、自問自答ファッション通信あきやです👗
今回は2014年に公開された映画「イヴ・サンローラン」と「サンローラン」を観た感想と、ファッションスタイリストとしてどんな人にサンローランのお洋服をすすめていきたいか考えていきたいと思いますっ👌
自問自答あきやと友人のデザイナーりえさんと語っているYoutubeもぜひご覧ください🌟↓
まず、サンローランの映画を検索すると、何本か候補が上がってきます。2014年に公開のサンローラン伝記映画はなんと2本!(全く違う監督と違うチームが作っています)
メゾン公認の
ジャリル・レスペール監督、ピエール・ニネ主演の『イヴ・サンローラン』
メゾンには認められていない
ベルトラン・ボネロ監督、ギャスパー・ウリエル主演の『サンローラン』
今回、私はどちらも鑑賞しました!(タイトルもほぼ同じで紛らわしいですよね…!うふふ☺️)美しい服の描写を見たい!という方は「イヴ・サンローラン」、激しい内容(R15の薬物表現など)が大丈夫そうでしたらギャスパー・ウリエル主演の『サンローラン』もおすすめです✌️
どちらも「モードの帝王」と呼ばれたサンローランさんの人生を描いているのですが、表現の違いはあれど、苦悩とパッションに満ちた創作人生を送っていらっしゃったんだなぁ。そして今現代の私達のクローゼットはサンローランさんが作ってくれたんだなぁと改めて感じました。「ファッション」というよりは「サンローランさんのプライベート(愛と苦悩)」の内容が多く(それだけ大変な人生…!)きらびやかな世界ではあるもののファッションについては「さらっと」触れられる程度だったので、他の資料からも参考にさせていただきました☺️
ファッション通信のサンローラン特集良かったです〜〜〜↓
👗サンローランさんがファッション史に与えたもの
サンローランさんがファッション史に残した功績は大きく
・スモーキング(パンツスーツ)
・シースルーアイテム
・ショートトレンチコート
・サファリルック
・ポップアートとの融合
などなどさまざまな発明をしてきました。女性が公の場で「パンツスタイル」を着るようになったのはサンローランさんのおかげだと言われています👀(それまではレストランなどで女性のパンツスタイルは入店を断られてしまうこともあったそうです…!)
シャネルは女性を自由にした。私は女性にパワーを与えた。イヴ・サンローラン
この言葉通り、女性のファッションをよりかっこよく、40年もの間、力を与え続けてくれました✨
🪡サンローランのキーワード
こんなキーワードを持っている方におすすめです
繊細、内気、緻密、優雅、審美眼
ナルシシズム、中性的、比類なき天才
映画『サンローラン』の中で、女性がマニッシュなパンツスーツを着て新しい自分に出会っているシーンが印象的でした❤️🔥ネックレスをして、ベルトをして、髪をほどいて、芯がある強くてかっこよくてセクシーなスタイリング。どんどん表情に自信が宿っていく様子が美しかったです。
またサンローランさんご本人も恥ずかしがり屋さんでありながら「ヌードで香水の広告に出る」など、大胆な一面も!戦争や病気や薬物依存を戦いながらずっとずっと新しいデザインを創作し続けた類稀なる継続性と力強さを持ち合わせています。「自分の服やデザインで自分を表現できないなら退屈すぎて僕は死ぬ。」というセリフもあるほど、あくなきファッションへの探究心で駆け抜けた天才です。
👗サンローランの服の魅力
私が今まで見たファッション映画の感想では、
・マックイーンを着ることは「自分の鎧」になる
・マルジェラを着ることは「謎を謎のまま」にできる
・ディオールを着ることは「自分の心に頑丈な花を咲かせる」こと
と言ってきましたが
サンローランを着ると「自己陶酔」できる
のではないかなと思いました。
自分の美と向き合いたい方におすすめのブランドです!
🍰おまけ🍰
私の中でサンローランのイメージは「黒のヒールブーツ」でした。付き添いで何度かメンズのサンローランに行ったことがあるのですが、毎回「ヒール付きの黒いブーツ」をおすすめしてくださいます。スリムなパンツスタイルに6cmのフェティッシュな黒のブーツを合わせると、どんな方でもたちまち「イヴ・サンローラン」の雰囲気になります。(ヒールの高さは3cm、4cm、6cmが定番で今は7.5cmヒールもありました)
男性が「ヒールあり」のブーツを履くというのは私にとって「新鮮」でしたが、身につけたご本人も見たことがないほどスラリとした自分の脚を見て驚き何度も何度も鏡の前で自分の姿を見てしまう…サンローランの「ナルシシズムマジック、恐るべし」と感じていました。(もしかしたらヒールブーツはエディ・スリマンさんのコレクションからなのかな?とも思いますが)
レディースの売場でも同様のことは多々起こり、お客さまや友人とサンローランの店舗に行くと
①デニムを履いたら鏡から離れられない
②パンプスを履いたらじっと自分の脚を見つめてしまう
③ジャケットを羽織ったら「もう脱ぎたくない」とジタバタしてしまう
そんな「ナルシシズム事変inサンローラン」が多発しました。まさしくギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスのように自分の姿に恋をしてしまうのです。それもそのはず、そういうふうにサンローランさんが魂をこめて作っていたからです。
映画を見ることで「サンローランさんの家、鏡多いな~!」と、謎が解けた気がしました。波乱な人生で時には目を背けたくなるシーンもありましたが、ファッションの歴史を切り拓いた繊細で偉大な「モードの帝王」のヒストリー。映画「イヴ・サンローラン」と「サンローラン」ぜひお時間がある時に観てみてください☺️
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