こんにちは、自問自答ファッション通信です。
今回は国立新美術館で行われている「ファッションインジャパン 1945-2020―流行と社会」に行ってきて色々考えたお話を。仲良しのデザイナーさんKitonaちゃんと行ってきました♡
展示会詳細
「ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会」
会期:2021年6月9日(水)~9月6日(月) ※事前予約制
休館日:毎週火曜日
時間:10:00~18:00
会場:国立新美術館 企画展示室1E
8月平日に行ってきたので、事前予約なしで展示を周れました!「流行」や「懐かしさ」に関してはみなさまいろんなご感想を書いていたので、今回は完全なるスタイリスト私物ならぬ「スタイリスト私見」を記しておきます…!
展示されていブランド「ほぼ売ったことがあるかもしれない」説
私は都内の百貨店で10年間社員をしていた経歴があり、この展覧会に出ていた「ほとんどのブランドが以前のお取引先」でした。百貨店の中でも「パーソナルスタイリスト」というちょっと特殊な職務をしていたので、毎日200ブランド以上からお客様にあったブランドをセレクトし、おすすめしていました。ファッションスタイリストとして独立してからも一度は紹介したことがあるブランドたちで、図らずも自分のしてきた仕事歴との再会になりました。
服から「今まで出会った人たち」の顔が浮かんで来る
展示されていた服を見て思い出すのは、仲が良かった営業さんや販売員さん、そのブランドを愛してくれていたお客さまのお顔とエピソードでした。
今回の展示では「服の歴史」がテーマでしたが、私個人の中では「その服を着ていた人と私との歴史」でした。服を見た瞬間、大好きな人たちとの会話を思い出しました。「ファッションショーのチケットをいつも用意してくれた営業の○○さん」「レナウンの販売員○○ちゃん」「トリイユキのお受験スーツを気に入ってくれた○○さま」「ミナペルホネンのバッグのオーダーを一緒にお選びした○○さま」「初めてギャルソンの服を着てみたよ!と言ってくれた○○さま」
ひとつひとつのブランドに、ひとりひとりの思い出が浮かんで来ました。
服から「今までの自分像」が浮かび上がってくる
また、自分が好きだったファッションの歴史も紐解くことができました。スーパーラヴァーズ、ヒステリックグラマー、ツモリチサト、シアタープロダクツ、ミントデザインズ、ミナペルホネン。思い出はキリがないほど溢れてきます。その時の私のマインドを強くし、自分がどんな人間なのか表してくれた洋服たち。
なんだか思い出すと泣きそうですが、服はただの布にあらず。「服は人なんだな」と改めて感じました。
あなたにとってファッションとは?
展示の最後にはデザイナーさんやスタイリストさんたちにインタビューしている映像が流れました。
「あなたにとってファッションとは?」
Kohshin Satohさん…「家族でもあり、恋人でもあり、自分自身でもあるかな。共存ですね、常に。」
MIKIO SAKABEさん…「一番身近な環境変化、それがファッションだと思っています。」
高橋 靖子さん…「自己表現でしょうね。画家が絵を描くように、小説家が文章を書くように、そういうことと同じで一枚の服を選ぶ。」
中村のんさん…「時代を映す鏡。そして人の意識を映す鏡。」
TAKEO KIKUCHIさん…「生活全体の主軸になっているもの、一番大黒柱みたいなもので」
yoshie inabaさん…「生活全般です。」
どれも秀逸なお答えです…!
自問自答さんだったら何て答えるか
ちなみに私だったらどう答えるか考えてみました。
ファッションとは…「その人の意志を具現化したもの」
私の中でのファッションとは…「全身に血をめぐらせる心臓のようなもの」です。
みなさんも自分にとってファッションとはなんなのか?
ぜひ一度自問自答してみてくださいね✨
きっと自分にぴったりの「制服」を選ぶヒントになるはずです。
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